あきらのあきらめないブログ

普段は歴史ブログを書いていますが、それ以外の思いを綴ります

台風や豪雨、雷でワクワクするのは何故だろうか

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こんにちは。たなかあきらです。とても矛盾はするものの、不謹慎なことを願ってしまうことがあります。

 

不謹慎なワクワク感

ザ、ザ、ザ、ザー

ビルの窓から見ると、空が真っ暗になって来て、突然強い雨が降り始めた。ビルの8階にいるのだが、地上の道路に打ちつける雨の音が、はっきりと事務所の中まで響き渡っていた。

同僚の多くは窓まで来て、猛烈な雨の様子を心配そうに眺めていた。

 

「 いいねえ。すごい激しい雨を見ると、ワクワクしない?」

 

上司が、ニコニコしながら、歩み寄ってきた。

 

「そ、そうですか? 被害が出ると嫌じゃないですか」

「本当? 本当に、豪雨や雷を見ると、楽しくならない?」

 

私は心の底まで、上司に見透かされた気がした。

 

子供のころ、激しい雨が降ると、窓の外から外の様子をずっと眺めていた。雨どいから勢いよく水があふれているのを、じっと見ていた。

雷が鳴ると、家の中に駆け込み、稲妻が光ってからゴロゴロと音が鳴るまでの時間を計り、家からどのくらいの距離に落ちたか計算していた。もっと早くゴロゴロとならないかな、と思っていた。

台風が来ると、やはり窓から強風が吹いてアンテナがやヤバイくらい揺れて、木もおれそうなくらいしなっているのを、ずっと眺めていた。たまに、外に出て、風の強さを戴冠したりしていた。

雷や台風が来ると、しばしば停電した。部屋の中が真っ暗となり、ろうそくを持ち出して、遠足やお祭りのような気分に浸っていた。

 

「ええ、まあ。被害が無ければ、子供の頃は、もっと強く降らないかな、雷で停電にならないかな、とワクワクした覚えがありますね」

「今でも、そうじゃない? 楽しくなるでしょう」

「まあ、そうですね」

 

私は、開き直って正直に心境を話した。

 

「なあ、なあ、君。君も豪雨や、雷が鳴ると、楽しくなっちゃわない?」

上司はとても楽しそうだった。

 

災害が実際に起こってほしくないし、被災地のニュースを見ると心を痛め気の毒に思う。しかし、全くもって不謹慎きわまりないけど、自分の目の前で、大雨が降ると「もっとふれ、もっとふれ」と思う。

雷が鳴ると、「もっとピカピカ光って、ゴロゴロと落ちてくれ」と高揚するし、台風が来ると「もっと強く風よ吹いてくれ」と願ってしまう。とても興奮してくる。地震が揺れても、もっと揺れないか、と思ってしまうくらいだ。

 

被害をニュースなどで見ると、自然の猛威を恐ろしく思うし、決して被害が出てほしくはない。しかし、その原因となる、大雨や雷、台風などは、もっと強く起きて欲しいと、不謹慎に思ってしまうのである。やばい人間かも知れない。

 

不謹慎のワクワク感の原因

 

なぜ、こんな矛盾する不謹慎な気持ちが起こってしまうのだろうか。私や、上司が変なのだろうか。どうやら、そうではないようだ。多くの人が、同じような高揚感を抱くようだ。

 

自然の脅威を目の当たりにすると、脳が危険を察知してアドレナリンが出て興奮するらしい。

大きな音、強い光、強い力、危険というより刺激で興奮するのかも知れない。平凡な日常からいつもと違う非日常的な環境になり、冒険のような心が産まれるからかもしれない。

大自然が激しく動いていることに連動し、地球と深く関わりをもつ私たちの本能も影響を受けるからかもしれない。

 

人間だけでなく、動物も同じように興奮するそうだ。僕や上司が異常なのではなく、大雨や雷、台風などの自然の威力は、動物の本能を刺激して、気持ちを高揚させるもののようだ。

 

個人的な好みになるかもしれないが、私が最もワクワクするのは、車を運転していて前が見えなくなるほどの、ゲリラ豪雨だ。道路が瞬く間に川のようになる。

とても不謹慎だが、傘もささずに、ゲリラ豪雨に打たれてみたい。こんなワクワク感を持つのは、私だけだろうか。 

 

最後まで読んでくださり有難うございました。

 

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