あきらのあきらめないブログ

普段は歴史ブログを書いていますが、それ以外の思いを綴ります

就活しなかったデメリット

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「お前、就活しなかったの」
「楽に会社に入れてうらやましいよ」
「楽は楽だったけどね、でも就活をしなかったデメリットもあると思うよ」
 
僕はいわゆる就活をしなかった。
大学を出てすぐに起業したわけでもない。
今までずっと企業に勤めるサラリーマンだ。
 
つまり学校推薦(教授推薦)ってやつで、企業に就職した。
企業から大学に採用枠が来て、どこの企業に行くか学生間で調整して、教授から推薦をもらうのだ。
 
僕は簡単な面接試験を受けただけで、楽々内定をもらった。学校推薦をもらえば、殆ど落ちることはないと聞く。
 
会社訪問、会社説明会、採用試験(一次試験、二次試験)はなかったし、そのために勉強や準備などはやる必要がなかった。
 
学校推薦をもらった会社のみ面接試験を受け、複数社に訪問したり、採用試験を受けることもなかった。
 
 
だから、全く就活をしなかった。
 
僕の場合、就活をしなかったメリットは、ほぼ確実に企業に就職することができたので、精神的や肉体的な負担がほぼ無かった。
その時間を卒業論文(修了論文)、バイトなどに費やすことができた。
 
この2点は、就活で悩んでいる学生にとっては、とてもうらやましい点ではないかと思う。
 
逆にデメリットは?
就職してすぐにはデメリットを感じなかったが、企業に勤めて時間がたってからジワジワと感じるようになった。
 
就活をしていたら必ずやるだろう事をやっていないのだ。
企業の特長、ポリシー、カラーなどをしっかりと把握。自分は社会人としてどのように働いていきたいか自分を把握しそのうえで、自分に合った会社を選んでいく。
このことをやっていないのだ。
 
なので極論を言えば、何をやっているかあまり知らない企業で、何をやりたいか分からない状態で、とりあえずお金がもらえるから働く。
そんな状態だった。
 
最初の数年はそれでよかった。
入社して最初のうちは、仕事を一人でできるように勉強して覚え行かないといけない。
 
3年がたち4年がたち、5~6年すぎて、多少は独り立ちできる、いわゆる中堅社員になってくると状況が変わってきた。
 
僕は何をやりたいのだろうか?
どんな仕事をやっていきたいのだろうか?
この会社で、それができるのだろうか?
 
それが全く分からなくなってきた。
 
恐らく就活をやるときに考えることを
企業に入って何年か経ってから、初めて考え出した。
 
こんな葛藤は、学生の時にやっておくべきだ、と思った。
 
おっさんの僕はどうしたのか?
僕は、就活生と同じ様にもがき苦しんだ。けれど、転職することなく、同じ企業で生きていく選択をした。
 
その理由は、臆病であったからであるのとやはり就活をしなかったからである、と思う。
 
就活の時に、他の企業を全く見ていなかったのでやりたいことが見つかる企業があるか見当がつかなかった。
企業をやめて次の就職先が見つかるのか恐れを感じ、転職する勇気も出なかった。
 
就活をしていれば、職を探して手に入れる経験をしているので、思い切ってやっていたのかも知れない。
 
結局、今も僕は同じ企業にしがみついて生きており、安定というぬるま湯につかっている。
一つの同じ企業につとめ、その企業文化にどっぷりと浸かり、井の中の蛙状態である。
 
これまでの人生を振り返ってみると、学生の時に就活をやっていたらなあ、と思う。
就活をやっていたら、また人生は変わっていたと思う。
 
人生の可能性という意味で、就活ができるのなら、学生の時にしっかりと就活をしたい。
出来ない場合でも、なるべく多くの企業や会社を見たい。
僕がもし今、学生なら、そうするだろうと思う。
 
人生の全ては、自分の選択で、自分の責任と思っている。
その時の選択が、その時の自分の最良であったと思っている。
だから、就活しなかったことを後悔はしていない。
これもまた、人生。