あきらのあきらめないブログ

普段は歴史ブログを書いていますが、それ以外の思いを綴ります

怖い怖い夜の仕事メール

f:id:t-akr125:20171124225317p:plain

こんにちは。たなかあきらです。

タイトルは、怖い怖い夜の仕事メールです。

 

夜の仕事メール

出張から疲れて帰り、これから晩ご飯を食べようと一息ついた時だった。こんな遅い時間帯には鳴るはずのない、スマホが鳴った。

僕は不審に思った。出るべきか、出ざるべきか。

恐る恐るスマホに手を伸ばし、着信を確認した。

 

会社で一緒に仕事をしている仲間Fさんからだった。

 

「もし、もし」

「どうしましたFさん、こんな時間に」

「じっ、実は、メ、メールが、、、」

 

予想すらしていなかった人から、突然Fさんに写しでメールが入っていたらしい。

 

「こ、怖いです。何か知ってますか?」
「いや、僕は何も知らないよ。その人とはもう、ずっと連絡を取ってないからね」
「実は、、、」
「それで、誰にメールが来てたの?」

 

僕はスマホのアプリを開き、会社のメールをチェックした。僕宛にメールが発信され、Fさんに写しが入っていた。怖いメールは僕に送られたものだった。

 

僕は息を飲み込みながら、メールの本文を読んだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

11/21 21:31
□□株式会社  たなかあきら様

 

貴社ご訪問

いつもお世話になります。
明日、貴社にお伺い致しますが、宜しくお願い申し上げます。
11/22 13:00  Fさん事務所

お約束の場所、時間、間違いないでしょうか。お手数ですが、宜しくお願い申し上げます。

訪問者:N村(他2名)

*********************************

株式会社 ◯◯製作 △△事業部 ××開発所 N村 Mる

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

背筋がゾクッとした。全く知らない内容だ。

N村氏は、僕もFさんも知っている人物であるが、長らく話したことはないし、メールすらやり取りもしていない。

 

なのに、なぜ、打ち合わせすることになっているのだろう。なぜ、N村氏が僕の勤めている会社の、しかもFさんの事務所に来ることになっているのだろう。しかも、だれも事務所に残っている可能性のない、夜遅くに送られている。

 

僕もFさんも全く身に覚えがない。背筋がヒヤリとする。まさか、スパムメールか。それなら、無視して捨ててしまえばいい。

 

しかし、何とかメールを信じたとすると、発信者の身元や、写しで入っているN村氏の会社の人物は、実在の人物で、会ったこともある。それに、株式会社 ◯◯製作はお客様であるし、大企業だ。

 

「あきらさん、連絡取ってもらえませんか」

「えっ、僕が?」
「メールの宛先は、あきらさんでしょ」

 

お、おっしゃる通りです。ぼ、ぼくが、連絡をとってみて、お化けか、現実か確かめます。僕はためらいながら、N村氏の名前の下に書かれている電話番号をクリックした。

 

ガチャり。

で、でた!

 

メールの真相

「はい、株式会社◯◯製作でございます」

「恐れ入ります、N村様いらっしゃいますでしょうか?」

「はい、少々お待ちください」

 

電話番号は、◯◯製作であっている。しかも、N村氏もいるようだ。奇妙な事に、現実として起きている。僕は本当に現実にいるのだろうか。

 

「はい、N村でございます」

 

ひ、ひぇ。で、でた! 口をきいている。こんな時間に働いている。

 

ええっと、□□のたなか、でございます。あのう、メールを見たんですけど。

 

「あっ、あれ良かったよね? 宜しくね。えっ、そうじゃない。ダメ?そうなのぉ。電話かかって来たんで、まさかなって思ったんですよ。やっぱりダメぇ?」

「ダメと言うか、全く打ち合わせに来られる話をした事もないですし。初耳でとても驚いています」

「うっそー、話してなかった?僕の手帳にはちゃんと書いてあるよ。ダメなのね〜あぁ、残念。最近会ってないよね。話したいなあ、と思ってね。じゃあ、今月中はどう、今月」

「いぇ、今月はもう予定が一杯で、来月から真ん中まで、空いてないんです」

「それじゃあ、、、」

 

何なんだ、こんな時間にこの軽さは。この超マイペースの前のめり感は。どうやら、N村氏は、打ち合わせをこの日にしたいと思っていたらしい。それで、自分の手帳にメモはしたけど、僕への連絡はし忘れ、にも関わらず僕の了解を得ていたと勝手に思い込んでいたらしい。

 

Fさんが、メールに気がついて僕に連絡してくれたから良かったものの、気がついていなかったら、どう言うつもりだったんだろう。押しかけてくるつもりだったのか。

 

僕はだんだんと腹が立ってきた。

今度会った時は、文句言ってやる。

いや、やっぱり辞めておこう。こんな経験は、もうゴメンだ。触らず、そっと離れておこう。関わるのはよしておこう。

僕は、ぶるっと、カラダを震わせた。

 

時計は22時を過ぎていた。ぐるっと、お腹がなった。僕は晩ご飯を食べに行った。

※メールの文章はプライバシーの問題で、一部カットおよび書き換えをしています。

 

最後まで読んでくださり、有難うございました。

 

www.rekishiwales.club

www.rekishiwales.club

www.rekishiwales.club